自分のことがよくわからない

いまだ無職だ。

いままで貯金や投資はしてきたので、お金に余裕はある。
ひとり暮らしなら80歳程度までは問題なく生きれそうだ。

いままでSEっぽいことをやってきたが、今度はWebエンジニアになってみたいなー、なんて考えている。
前職で、数か月ほどWebページを作成したことがあり、わりとその作成作業が充実していたからだ。

ただ、やってみたいと思いはするも、別にお金あるしこのままでもいいんじゃない、ってな気持ちも湧いてくる。
次に、なんか就職したい熱意もないしちょっとなぁーみたいな気分になり、やる気がうせてしまう。

Webエンジニアに興味はあるし、多少勉強もしてきた。
でも結局そこまで熱意ないよなって自覚してしまうと、じゃあどうしよっかというように気持ちの向ける先がなく、体も動かなくなってしまう。

自分自身コントロールできていない感じ。

自分の気持ちの持って生き方がよくわからない。自分のことがよくわからない。

今年から無職になった

わたしが無職になったのは2018年の3月だ。

辞めた理由は、昨今よく話題になるブラック企業とかだったから・・ではない。
贅沢な話だが暇すぎたからだ。

私が所属していた部署は去年あたりから発足したチームだった。
新たな飯のタネを求めて新事業をやっていこうというコンセプトで生まれたチームだったのだが、その大層な題目にたいしてやるべき業務がついてきていなかった。

なにをすべきチームなのかがわからず、結局他のチームのサポート部門みたいな立ち位置になってしまっていた。勢いだけでつくられた砂の山。

そういう立ち位置なもので仕事自体は不定期に数日に1回簡易な調査や、簡易なプログラムをつくるとかだ。半日で終わり、数日は暇。ほぼ毎日ネットの経済ニュースを見ながらだましだまし働いていた。いや、働いていたといえたのだろうか。

「このような活気のないチームにいたら活力が失われてしまう」とか当時は思った気がする。
ただ、ふと他のチームを見ていてもなんというか熱意をもって仕事にあたっている人がほとんど見当たらなかった。オフィス内はやたら静か(静かなほうが好きだが)で、くぐもった世界。

それなりに給料はもらえていたのでただダラダラ生きていければいいならそのまま雇われていてもよかったのだろう。
ただ給料もらっているのに、何もしていないという状況は耐え難かった。申し訳ないという気持ちではなく、自分のバランス感覚としての気持ち悪さがあった。

そういう気持ち悪さから逃れるべく会社をやめた。

辞めたはいいがこれからのことにプランはない。
さあどのように歩いていこうか・・。